内視鏡検査によって得られたもの

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内視鏡検査とは、胃を検査する場合は、主に口から内視鏡(カメラ)を挿入し、目視によって体の内部を検査することです。
検査する場所が腸の場合は、肛門から内視鏡を挿入します。
実は私は、胃の検査のために、一度だけ口から内視鏡を入れたことがあります。
病院嫌いの私には、とても苦痛だったのを覚えています。
当時の私は、胃の不快感が長期間にわたってとれず、漢方薬を飲んでました。
それでも、一向に良くならなかったため、主治医のススメで内視鏡検査をしました。
内視鏡検査に麻酔はしないので、先生だけが頼りです。
検査の最中に先生は、胃の内部をモニターで見せながら、優しく説明してくれました。
もちろん口はふさがっていますので、返事はできません。
そして、検査も終盤にさしかかる頃、先生は私にはっきりこういいました。
「荒れてもなく、色もピンクで、とても綺麗な胃袋でした」と。
実は当時の私は、人間関係に悩みがあり、それがストレスとなって、年中胃が不快だったということが、そのとき判明したのです。
内視鏡検査の結果は、正直恥ずかしいものでした。
それは、もしかしたら自分は大病かもしれないと思っていたからです。
でも実際は、なんでもなかった。
私が内視鏡検査によって得たものは、自分の健康に対する大きな安心感でした。


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